「ブラック企業」という言葉、表現はとても曖昧ですよね。
一般的に労働条件が劣悪な企業が「ブラック企業」と呼ばれているようですが、
原因は何でしょうか?
居酒屋チェーンのような、ビジネスモデルが「儲かりにくく、過酷な労働を必要とする」企業は、ある意味仕方ないような気もします。
よほどの天才が仕事のやり方やビジネスモデルを改革しないと変えることはできないのではないでしょうか。
(低賃金で過酷な労働条件だ!と言われて、マッタリ経営でもしたら、会社が潰れて労働者が全員失職してしまいます。)
⇒こうした企業は、本エントリーのターゲット外です。
IT業界はどうでしょうか?
残業や休日出勤が多いことで有名ですが、昨今は改善も見られます。
なぜかというと、こうした知的産業は、マネジメントのやり方次第で生産性を向上させたり、
労働条件を改善することができるからです。
逆に、おかしな会社もたくさんあり、経営者が異常であるために、
社員の扱いがぞんざいで、残業時間が多く、うつ病者が続出するケースも数多くあります。
また、一般的にイメージの良い大企業でも以下のようなことが起こるでしょう。
・特定の社員にとっては優良企業だが、一部の社員やリストラ候補者にとってはブラック企業
⇒本エントリーでは、IT業界を例に以下を詳しく考えてみることにします。
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1.経営者がオカシイために、会社そのものが「ブラック」である会社の場合
2.表向きは優良大企業だが、一部管理職がオカシイために、一部組織が「ブラック」である場合
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「1.」の場合も「2.」の場合も組織内で様々な事が起こります。
事例も様々であるため、それぞれ別エントリーで詳細に考察してみることにします。